第4回 福田美由紀監督「CHOCOLATE」

「私の好きになる男の子はみんなチョコレートだ」-福田美由紀

美少女/美少年画をなんの苦もなく描いている。
情感を排除した画には社会と去勢された男性への厳しい批判がある。
福田監督描く男性へのダメ出しを目撃せよ。

福田美由紀監督「CHOCOLATE」
上映 15:45〜
(※11:20からの上映でスタジオ音声が入ってしまいました。申し訳ありませんでした。)

トーク
福田「画が描ける仕事がしたいと思っていたんです。金沢で美術を勉強してました。」

福田「就職活動時に自分は会社とかに向いてないなと思ってたんですが、大学時代に作った『失恋』という作品がテレビで取りあげられる機会を得たりして、もう少し作品作りを続けるために親を説得して東京暮らしを始めたんです。」

芹澤「画がとってもお上手で個性的です。名刺も面白いんですよね。脳内から言葉が溢れてます。このアイドルって言うのは・・」

福田「私はハロープロジェクトのBerryz工房が大好きです。ライブに行って先輩オタの方々とグッズの交換とかもしました。画を描くのも好きでカワイイものを画きたいので、女の子をよく見てます。」

芹澤「いい男という文字もあります。」

福田「私の考えるいい男は性欲が強くて、歯並びが良くて、毛深い人です」

一同笑い

福田「日本人が好きですが、日本人にはあんまりみたことないです。性欲って基本的なことだと思いませんか?毛も好きです。手の甲とかに毛が生えている人見るとテンション上がってしまいます。

芹澤「なかなか赤裸々に語ってもらいましたね。福田監督の持ち味が出てます」

福田「女子には共感して欲しいしメンズには反省して欲しいです(笑)」

作品について

芹澤「福田監督の毒の部分も含まれてましたね」
福田「18才の時に作った脚本ですが、そのころまだ草食系という言葉も無かったんですが、優しい男には興味もなくて、むしろ攻撃したい気持ちで作りました。作品は22才の時に作ったんですが、それまでに起こった心境の変化とかも盛り込んで作りました。」

コメント
芹澤「人柄そのままにストレートに語ってくれました。実写も楽しみですね。」

福田美由紀監督のHP
http://miyukifukuda.web.fc2.com/