【キネトーク】調布映画祭2015レポートその3~受賞監督インタビュー~

映画チャンネルでは、2週に渡り、調布映画祭第18回ショートフィルム・コンペティション「ムービーダイバー ~Show up with a light~」トークの模様を配信。

3月16日20時からは早川千絵監督と蔭山さんのトークの模様を、小休止をはさんで20時30分からはショートフィルム・コンペティション受賞監督インタビューをお届けしました。ゲストには、『PARAPHILIA』で奨励賞を受賞された二宮健監督を迎えて、短編映画作品の魅力や調布映画祭の意義について伺いました。
3月17日(火)20時からは今回ムービーダイバーで上映された、真利子監督の初期3作品を特別にオンラインロードショー上映いたします。

『極東のマンション』2003/日本/32min
『マリコ三十騎』2004/日本/24min
『ウキウキ徒競走』2004/日本/1min

ご期待ください。

出演
ninomiya
二宮健 監督
NINOMIYA, Ken
1991年生まれ、大阪出身。大阪芸術大学映像学科在中。
幼い頃から映画制作をはじめ、2012年、監督作品『大童貞の大冒険』がTAMA NEW WAVEをはじめ、国内の数多くの映画祭で入賞。14年、卒業制作『SLUM-POLIS』を完成させ、国内外の映画祭で上映。現在は東京を拠点に活動中。『眠れる美女の限界』『DAUGHTERS』なども監督。

ムービーダイバーバナー20150218
主催:公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団

MCのひとこと
shinchan
新 麻記子
SHIN, Makiko

調布映画祭感想レポート

昨年に引きつづき…
今年も「どんな作品たちに出会えるのだろう。」と、私は高鳴る気持ちを抑えながら会場に足を運びました。

調布映画祭「ショートフィルム・コンペティション」。
それは、映画の街として古くから親しまれている調布市で、全国から集まった短編自主制作映像作品のうちから、入選・入賞に輝いた作品が会館のシアターで上映される、映画関係者や市民だけでなく誰でも参加できるイベントです。

20分という制限された時間の中で制作された、ドラマ、アニメーション、映像詩など、多種多様の表現。
ジャンルやテーマの指定がないため過激な作品!に出会えるのも一つの魅力だと言えます。

プログラム終了後には質疑応答の時間が設けられており、作品にこめられた監督からのメッセージを汲み取るたびに、日常の中で見逃していた出来事を再発見できたり、自分の中で解釈を消化できた時に感動を覚えます。

今年も様々な作品を通して思考を繰り返しつづける自分自身に出会いました。
来年も面白い作品に触れるため、_『たづくり会館』を訪れたいと思います。