井坂優介監督とゼライ直井さんをお迎えして、「平成と幽霊映画」をテーマにお話をしました。新作『シャーマンの娘』を撮影中の井坂監督は2015年に『幽霊アイドルこはる』でぴあフィルムフェスティバルPFFアワード2015に入選され、日常風景に積極的に幽霊を取り入れるつつも、新しい表現を模索されています。また、平成に青春時代を過ごした世代として、ご自身の映像体験も踏まえてお話していただきました。また特殊メイクアーティストのゼライ直井さんは70年代のアメリカンホラーを子供時代に経験し、その後の平成の時代に映像の現場で活躍されてきました。お二人の世代的な違いにも力を得て、平成を重層的に振り返るトークとなりました。
 そして井坂監督が令和になって作る幽霊映画『シャーマンの娘』がどんな形になるのか、監督の意気込みも伺うことができました。

井坂優介(監督・脚本)
茨城県生まれ。立教大学現代心理学部映像身体学科、卒業。
アニメ制作会社に勤務しながら制作した初監督作品『幽霊アイドルこはる』がぴあフィルムフェスティバルPFFアワード2015に入選。
その後、美少女ホラーや奇抜なコメディを作風とした短編作品を立て続けに制作し、『千のひとつまえ』はロンドンのコメディ映画祭、London-Worldwide Comedy Short Film Festivalにて観客賞を受賞。
本作『シャーマンの娘』が初長編作品となる。

Twitter:@amesaka


ゼライ直井

特殊メイクアップアーティスト、特殊造型アーティスト。高校生時代、特殊メイクのアシスタントを始め、いくつかの工房で映画やTVでの特殊メイクの仕事に携わる。
1991年 オーストラリアに渡り、特殊メイク修行。オーストラリアの特殊メイクアーティストと仕事をし、親交を深める。「スターウォーズEp||」の特殊メイク監督のジェイソン・ベアード(Jason Baird)
「マトリックス」の特殊メイクを担当したメイクアップエフェクツグループ(MEG)らと共に、いくつかの映画制作に参加。
ワーナーブラザース製作の「フォートレス」(1992年・ステュアート・ゴードン監督作品)では囚人のダミー製作を担当。オーストラリアから帰国後、特殊メイク、アニマトロニクス専門の会社である A.T-ILLUSION株式会社にて造型チーフとして映画・TV・CMなどの造型製作。1994年 フリーランス・アーティストとして独立。主に、CFや舞台を中心に造型製作。

【告知】
シャーマンの娘

▼ 作品概要

作品名:『シャーマンの娘』
想定尺:120分
監督・脚本:井坂優介
劇伴・音楽:死んだ僕の彼女
出演:木原渚、長野こうへい、佐藤あかり、倉上桃圭、手塚眞、池上恵、小野孝弘、泉水美和子、山本泰弘、小夏いっこ、櫻井保幸、荒川ヒロ子、大須みづほ、上埜すみれ、鏑木悠利、高木美嘉、橋本菜緒、本多しおり 他
撮影:吉田良介、照明・スチール:ナンブトモノリ、録音:黒石光也、ヘアメイク:田部井美穂、特殊メイク:ゼライ直井、VFX:荒木憲司、制作:堀越桐郎、助監督:山口通平、プロデューサー:あぶかわかれん
公式Twitter:@sherman_umika

冒頭あらすじ:

恋人さゆりを事故で亡くして悲しみに暮れる健悟は、風変わりな女子高生の海花と出会う。彼女の父である祈祷師の哲史によって健悟はさゆりの霊が見えるようになり、再びさゆりとの同棲生活が始まる。
さゆりは可愛い。幽霊なのにちっとも怖くない。
それどころか料理の作れない健悟に熱心にレシピを伝授し、すっかりさゆりと同じ味を再現できるまでになる。
音楽の夢も、恋人の霊も、こんなにはっきり見えるのに、まるで掴み取ることができない。
そんな歯痒い日々が、それでも彼は幸せだった。
しかしある日、祈祷師の娘海花が健悟のことを好きだと言う、いわゆる三角関係事案が発生。
海花は悪霊だろうが心優しき霊だろうが何でも除霊してしまう悪趣味の持ち主だった。

クラウドファンディングページ
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