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映画チャンネル「トーキョールキノグラフ」

18日(月)20時の映画チャンネルは「トーキョールキノグラフ」をテーマに行います。
「トーキョールキノグラフ」は藤崎ルキノさんが”主演”の写真集なのですが、撮影者の山口ヒロキ氏は映画監督であり、映画的発想で撮影した写真作品に仕上がっています。

撮影に至る経緯、メディアを超えた横断的な手法、そこに見える現代性。

主演の藤崎ルキノさん、撮影の山口ヒロキ監督、写真集テーマ音楽”Utopia”を担当されたSugar Saltの皆さんを迎えお話を伺います。


藤崎ルキノさん


山口ヒロキ監督

また、4月8日に下北沢で行われたイベントの模様も放送します。

『トーキョールキノグラフ』公式サイト
http://ameblo.jp/luchinoproject/

アマゾンで商品ページ
http://www.amazon.co.jp/dp/4863850506

以下山口ヒロキ監督による写真集の紹介です。

先月『トーキョールキノグラフ』 という写真集を出版いたしました。
10年前に撮った映画「グシャノビンヅメ」の続編的なストーリーを写真と文章と映像と音楽で表現した本です。
グシャノビンヅメの主人公藤崎ルキノを被写体に僕が写真を撮って、付録DVDの映像を監督しました。

Sugar Salt ウェブサイト

http://sugar-salt.com/

生ネコバニーの冒険 ACT2 ゲスト:河田義市さん、漆崎敬介さん

オンライン即興劇「生ネコバニーの冒険」をお届けしました。
今日は真っ白いセットがきれいでした。掛け合いがどんどん面白い方向に、たじたじの番人さんの言動に注目。


オープニング撮影風景

本日のゲストは


河田義市(カワダヨシイチ)さん イーゼル所属


漆崎敬介(ウルシザキケイスケ)さん

生ネコバニーは山口ヒロキ監督(『グシャノビンヅメ』)が設定を考え、阿部恍沙穂(あべみずほ)とゲスト出演者が即興で劇を繰り広げるものです。出演者同士はどんな設定を与えられているかは知りません。どんな劇になるか?筋書きなしのオンタイム映画、是非ご覧下さい。

出演者の皆さんに知らされている設定は以下の通りです。
山口ヒロキ監督からの設定指示。

2011.04.11 第2回配信用設定

クルマに轢かれそうになったネコを助けて死んでしまった男と
そのクルマを運転していた女。
そしてあの世の番人。

河田さんへの設定
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田中誠司(たなかせいじ)
52歳/男

真面目で温和な性格。
30年間、都内の小学校で教師を続けて来た。
家族は妻の由紀子(ゆきこ)と息子の太一(たいち)。
2011年4月11日午後20時
高田馬場駅前の交差点で道路に飛び出した白ネコを助けようとして
クルマに轢かれてしまう。
クルマにはねられた後の記憶は無い。
気付くと謎の扉の前に立っている。
扉を開けると真っ白い部屋。
部屋の扉は何故か内側からは開ける事が出来ない。

田中をはねたクルマは赤い軽自動車だった。
助けた白ネコは毛がふわふわでウサギのようにも見えた。
ウサギだったかもしれない。

エチュードスタート時は
扉の外にいて扉の前で気がついたところから
スタートしてください。
目の前の扉以外何も無い空間という設定です。

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阿部さんへの設定
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山本美穂(やまもとみほ)
30歳/女

東京都出身。独身。
都内で父親の経営する喫茶店を手伝っている。

2011年4月11日午後20時
高田馬場駅前の交差点をクルマで走行中、
突然道路に飛び出してきた白いウサギを避けようとして
ハンドルを切り、ガードレールに激突。

気付くと謎の扉の前に立っている。
扉を開けると真っ白い部屋。
部屋の扉は何故か内側からは開ける事が出来ない。

乗っているクルマは赤い軽自動車。
河田さん(役名:田中ゆうじ)は小学校の担任。
顔もあまりはっきり覚えていないが
なんとなく優しい先生だった気がする。
図工の時間に丸まったネコの絵を描いたら褒めてくれた。
小学校は高田馬場第三小学校。

エチュードスタート時は
扉の外にいて扉の前で気がついたところから
スタートしてください。
目の前の扉以外何も無い空間という設定です。
先に河田さんが入りますので、その4分後くらいに入ってください。

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漆崎さんへの設定
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三軒茶屋カルマリーニ18選(さんげんぢゃやかるまりーにじゅうはっせん)
1642歳/性別不明

あの世の番人。
現世で死んだ人間がやってくる白い部屋にいて
「天国」「地獄」「よみがえり」の選別を行っている。
死人の現世での行いをチェックして
今後の行き先を判定し、部屋の扉を開けて
次の行き先へ送り出すのが仕事。
部屋の扉はカルマリーニにしか開けることができない。
服装はスーツに黒ぶち眼鏡、ヅラ無し。
部屋の隅のデスクに座っていて、書類処理を行っている。
たまにデスクの電話に上司(閻魔大王?)からの電話が掛かって来て
叱られたり、指示を受けたりする。

現在日本時刻:2011年4月11日午後20時
高田馬場駅前で事故にあい、瀕死状態の二人がやってくる。
クルマを運転していた女:山本美穂(やまもとみほ)30歳
そのクルマに轢かれた男:田中誠司(たなかせいじ)52歳
二人ともまだ死んではいない。病院で意識不明の状態。
天国に行けるのはごくわずかな人間。
二人とも現世で少しだけ悪行を働いたので天国に行けるかどうか
微妙なところ。
(悪行の内容はとても些細な事。自転車泥棒とか。おまかせします)
今日天国に行ける人数はあと一人だけなので
判断に悩んだあげく、最終的には二人にジャンケンしてもらいましょう。

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生ネコバニーの冒険 ACT1 ゲスト:斉藤太志さん

「生ネコバニーの冒険」ご覧いただきありがとうございました。
山口監督の”設定”は今日も意外なところから・・・。アーカイブもご覧ください。

0:00オープニング
4:30本編

出演

ゲスト


斉藤太志さん
今回のゲスト。未来から来たという難しい役柄をこなしてくれました。

主演


阿部恍沙穂(あべみずほ)
知らされている情報がゲストよりずっと少なかったそう。先が読めない中での好演。

生ネコのブログ
http://ameblo.jp/yamaneko-bunny/

第7回 山口ヒロキ監督『洋上NOBODY』

 

 


山口ヒロキ監督『洋上NOBODY』(18分)

また山口監督がプロデュースする、オンライン即興劇「生ネコバニーの冒険(仮題)」の発表も行われました。こちらは映画チャンネル番組内で、生の即興劇を行うという試みです。出演者の阿部恍沙穂(あべみずほ)さんにお越しいただいて番組の告知をして頂きました。


阿部恍沙穂(あべみずほ)さん

生ネコのブログ
http://ameblo.jp/yamaneko-bunny/

阿部恍沙穂さんのサイト、ヤマネコ・バニー
http://www.yamaneko-bunny.com/

出演者の皆様ありがとうございました。

『モスリン橋の、袂に潜む』をみる。

公開中の「モスリン橋の袂に潜む」(羽野暢監督106分)を映画チャンネル収録後に鑑賞して参りました。ストーリー、映像、音楽が見事にマッチして異界に引き込まれるような作品でした。写真は上映後のトークセッション。右は木村文洋監督。


羽野暢監督


(左:羽野暢監督、右:木村文洋監督)


全国のTSUTAYAでレンタル開始
モスリン橋の、袂に潜む
監督:羽野暢 脚本:羽野暢
レンタルDVD
邦画ドラマ

第6回 羽野暢監督『モスリン橋の、袂に潜む』

14日(月)20時〜
劇場公開中の作品を新宿ケイズシネマに監督を訪ねて紹介します。
監督の映画に対する考え、作品に込めた思い、撮影の様子などをうかがっていきます。
監督への質問も拾っていきますのでust番組内で書き込みをお待ちしております。

上映予定

『モスリン橋の、袂に潜む』2006年制作、106分から冒頭部分


羽野暢監督
羽野暢(はのとおる)監督

作品の案内
http://www.moslinbridge.com/

スケジュール

2月12日~18日新宿ケイズシネマ
21時30分~

3月5日~11日大阪プラネット+1
19時~
3月12日~18日シネ・ヌーヴォX
14時50分~

3月25日
・ベンテンエンタテインメントよりDVD発売

・全国のTSUTAYAでレンタル開始
モスリン橋の、袂に潜む
監督:羽野暢 脚本:羽野暢
レンタルDVD
邦画ドラマ

映画チャンネルイベント報告


当サイトのキュレイタである芹澤良克が開いている上映会の模様をお届けします。本日の映画チャンネルは出張報告。上映は第2回にお越しいただいた、安西奈々監督の「四ツ谷いろは」(作品としては再放送になります)です。

以下はイベント自体の案内を抜粋しました。

自主映画監督を招き作品を上映。30名前後の限られた人数でおいしい料理とお酒を囲み映画制作について語り合う会です。

そら会vol.2

2011年2月6日(日)15時~21時
会場@そら庵
http://www.sora-an.info/
《予約制》定員30名/3,500円

上映作品

安西奈々監督
「四ツ谷いろは」(6分)安西奈々監督

SHORT FILM FESTA NIPPON 2010 審査員特別賞
ASIAGRAPH 2010 IN TOKYO
第三部門 学生(25歳以下)アニメーション作品公募部門 最優秀賞
第二部門 動画(アニメーション)作品公募部門 「CGアニメーションシアター 入選
札幌国際映画祭 北海道プログラムノミネート
福井映画祭 入選
新城ムービングイメージフェスティバル 入選
学生CGコンテスト 最終ノミネート
2010年第一回武漢市中韓日大学生デジタルアートビエンナール展 入選
TBS digcon6 入選
上映歴 海外のみ
CINÉMATOU International Animated Film Festival in Geneva(スイス)
Raindance Film Festival(イギリス)
広島国際アニメーションフェスティバル


「Miuro」(21分)松下エリカ監督 ウェブサイト


第二回下北沢映画祭入選
CON-CANムービーフェスティバル受賞作品上映会
「シュナイダー」(44分)頃安祐良監督

第12回 水戸短編映像祭 入選
第31回 ぴあフィルムフェスティバル 入選
第21回 東京学生映画祭 グランプリ
第7回 うえだ城下町映画祭自主映画コンテスト 古厩智之賞
2010年 ニッポンコネクション(フランクフルト) 招待上映

今回は生+収録放映という形でお届けします。