強烈な世界観に思わず引き込まれる!現役大学生にして、幅広いアーティスト活動で活躍する村上英恵監督がゲスト出演。収録現場もスタッフもみんな、村上作品の一部となった1時間になりました。

-第2回Rosso映画祭現場レポート

03:50 蔭「BAR ROSSOで映画を上映しながら、監督さん、お客さん、役者さんなど関係者と交流したりサロンのような空間を作る」

-08:30 村上英恵監督(以下村)登場

09:04 村「映画のことあまり詳しくないんですけど、よろしくお願いします」
09:25 蔭「(村上監督は)映画だけじゃなくて、アートのことを結構いろいろやってらっしゃる監督です」

11:44 村上監督MV作品上映
『乙女の祈り』by水中、それは苦しい

-知り合ったばかりのジョニーさんに超カジュアルに丸投げされた「本人たちが出てこない」MV

16:00 村「(「水中、それは苦しい」のジョニーさんと知り合ったときに)『芸人の墓』というアルバムをいただいて、英恵ちゃんこれで何か作ってきてよと言われて、1か月後に、ジョニーさんできました、と言って持っていったのがこの『乙女の祈り』なんです」蔭「この曲のMVを作ってと言われたわけじゃなくて?」
村「(全然打ち合わせなどなくて)丸投げで、ジョニーさんも何の曲を作ってくるのかわからなくて、もしかしてジョニーさんも忘れてるかもしれないとか心に不安を覚えながら、一生懸命水面下でバタバタして。場所とかも全部自分で手配して、企画書とかも全部自分で、(MV中に出演する女の子たちも)知り合いで集めて、「水中、それは苦しい」を知らない子とかもいたので、騙して。踊りの振り付けとかも全部自分で、家族とかいないときに夜中にどんな感じかなって。MVを作ったのが初めてで、好きなように作りました」19:05 蔭「日本のMVはマネをして作っているものが多いなかで、これは完全にオリジナルな作風」
19:15 村「『水中』のPVで、本人たちが出てこないのが初めてだったらしくて、でも出させなかった」

20:55 村上監督 予告編上映①
『ぼくが行方不明』

-『実験映画』というのもジャンルになってしまっている。この作品はそれではない

23:15 蔭「いわゆる実験映画とも違う、監督が本当に好きなように自由に撮った作品」
23:30 村「大学2年のときに作った初監督作品。作り始めたときも、自分が映画を撮ろうとは思っていなくて、でも出したときに名前がないと見てもらえないから一応『映画』という風に言ってるんですけど」
24:01 村「洋服とか、絵画だったりビジュアルに関することを何でもやったりするんですけど、そのときの気持ちが今までのアウトプットの方法だと出せないようなことだったので、全然機械とか詳しくないんですけど、それが一番良い手段なんじゃないかなと思って、とりあえずやってみようと思ってやりました」
24:55 蔭「『実験映画』というのもジャンルになってしまっている。村上監督は、自分の表現の中でたまたまカメラを使ってやってみた。元々映画が出来たときも、普通のアーティストたちが表現方法として映画を作ってみた。純粋に芸術作品としての映画」26:35 村「撮影の初日前日にカメラを買いに行ったんですけど、そのときに初めて三脚という概念が私の中で生まれたんですよ。ほんと素人なんです」

29:52 村上監督 予告編上映②
『さびしくなくなる薬』

蔭「(この映画を上映するときに)村上監督が、もしこの薬があったら飲みたいですか?と聞いていて」
村「ほしいです」
新「私はあえて飲まない」
蔭「僕も飲まないんだよね」
-役者さんは結構頭が固くて使いづらい。ナチュラルに高まったところで撮りたい

31:40 村「作った作品がドキュメンタリーと勘違いされることが多くて、あなたの話ですか?とか聞かれるんですけど、作り物です」
32:00 蔭「(作品中で)行われてる会話が、いわゆる『演劇的』な感じじゃないんだよね。みんなに自然にしゃべらせていてお芝居してるっぽくないから、なんとなくドキュメンタリーと思っちゃう人もいるのか。それは演出?」
村「それはないですけど、わざとらしいのがキライで、知り合い以外にもまったく知らない人とか役者さんとかにお願いするんですけど、役者さんは結構頭が固くて使いづらいんですよ。脚本とかないと責められるからちゃんと書くんですけど、そうじゃないアドリブで演出してるときのほうが画が面白くて。(役者さんは)読まなきゃ、っていう意識が入るから、それがうまくできる人はいいと思うんですけど、今まで出会ったことのある人はそこだけ固くなっちゃうというか。カチンコとかもほんとはやりたくなくて。それで意識が切り替わって集中できるならいいと思うんですけど、それでまた別の空気になってしまうので、もっとナチュラルに高まったところで撮るみたいな、自然にやりたいんですよね」

34:04 村「上映会の予定は、今のところないので企画に誘ってください。交通費とか出していただければぜひ、なるべくギャラもほしいです」

-「愉嗚呼社」について

35:38 村「友達と一緒にやっているアート集団なんですけど、さまざまな方面でやる気のある女子が集まって高校3年生のときに結成しました。最初にやったら反響が大きくて、だったらやってみるかということで今も同い年の女の子9人で活動しています」
37:18 蔭「村上英恵監督の名前を覚えておくと、映画館じゃないところでも見ることになるかもしれないね」
新「今日も空間プロデュースしてくれましたもんね」
37:30 村「自分の部屋は片づけられないんですけど、他人のところだったら」

-村上監督からの告知

8/24「快楽園」「日曜は父親と遊園地に行こう」リリースパーティー
出演:
漫画家/古泉智浩 現代美術家/村上英恵 テレアポ/橘まみ 猫道 DJsomahayato
ゲストMCビル風

西荻窪KICK ASS(0359413494)
オープン18時半/チャージ1000円+ワンドリンク


水中、それは苦しいライブDVD
『坊主が屏風に体当たり LIVE at 新宿JAM 2013.9.15』制作
水中、それは苦しい

村上監督によるライブ撮影・編集

出演

村上英恵監督
現代美術家・映像作家

アート集団「愉嗚呼社」所属。
現代美術家 村上隆氏主催のアートコンペ「Geisai」#16の観客投票ランキングで愉嗚呼社が1位入賞・個人で4位入賞し、注目を集める。

近年は映像作家として活動しており、初監督作品『ぼくが行方不明』が、第18回学生CGコンテストで審査員賞受賞。調布映画祭2013ショートフィルムコンペティション奨励賞受賞。バンド「水中、それは苦しい」のMV『乙女の祈り』監督に抜擢されるなど、多方面で活躍中。

監督HP

MCのひとこと

今月のゲストは2013年調布映画祭にて自身が監督した作品『ぼくが行方不明』が奨励賞に輝き、映画作品のみならずアコースティックパンクバンド「水中、それは苦しい」のMV『乙女の祈り』など様々な映像作品を手掛けている村上英恵さんをお呼びしてお話を伺いましたッ!!

番組の放送開始30分前に「アーカイブを拝見させて頂いて、バックの壁が殺風景なのでこうしたら素敵かな?と、思ったんです。」と、スタッフたちに可愛い笑顔を向けながら、事務所の白い壁にカラフルな異素材の布を組み合わせ、次々と強力な粘着テープで貼付けていく。
その時、私は村上氏の一手先のことを思い描いては忠実に行動する積極性と、それでいてどんな人に対しても決して軽んじることのない譲歩する姿勢に驚いた。
事前に頂いた情報として今までの経歴や手掛けた映像作品の予告に目を通し、本番前に本人様を目の前にしましたが…
きっと、自身でも表現者であることをやめられない性分であることを理解し…そして、その継続として人に支えられていることを根底に置いているからこそ、村上氏が手掛けた作品たちには色濃く”らしさ”が反映されているのではないかと強く感じた。
これからも映像作品だけでなくアート的な活動を中心とする村上氏に期待したいと思う。

放送後には…みんなでキュレーターの蔭山さんの誕生日をお祝いする賑やかな会になりましたッ(((o(*゚▽゚*)o)))
うん…やっぱり、ケーキの上にのせた誕生日プレートは”ちゃんかげ”にしとけば良かったなぁ…激しく後悔。・゜・(ノД`)・゜・。
新 麻記子
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