生ネコバニーの冒険ACT50アフタートーク

9月23日(土)20時から生配信を行なった模様です。
8月27日に行われたイベントの様子のレポートはこちらから。(当日のトークです。合わせて御覧ください)
https://eigachannel.com/11592

出演:阿部恍沙穂(みずほ)、山口ヒロキ、仲島カルロス
ACT50ゲスト:松本D輔、石川シン

生ネコバニーの冒険ACT50アフタートーク

生ネコバニーの冒険が始まった当初(2011年頃)は即興劇を行い、それをUstreamで生配信、生ドラマを映画チャンネル内で配信していました。その頃の思い出も鮮やかに、去る8月27日、都内にてお客さんを招いての公開生即興劇を行なった生ネコバニー制作チーム。
当日講評タイムでは出演者たちが本編作品をちゃんと見ることはできなかったとの訴えがありました。記念すべきキリ番ACT50ということで、反省会を催し、作品を見ながらのトークを行いました。

当日の評価とは別に出来上がった編集後の映像を元にあらたに講評を行いました。結果は・・・。動画をご覧いただけくとおり、当日の評価とあまり変わりませんでした。しかしながら、その内容については役者、監督ともにいろいろと見解と意見の違いがあり、興味深いお話となりました。

まず、当日は役者の芝居をその場で目で見ているので、演劇と近い環境にありました。役者は”映像の芝居”をしつつ、見る側には演劇に見えるという嫌いはあったと思います。今回、カメラ4台による映像が山口監督の編集によって一本の作品になって出来上がってきました。映像で見ることを想定していた役者の芝居が、はたして映画としてしっくりと収まっていることを私たちは実感することと思います。
また、お客さんの反応がもらえないということの芝居への影響についても話題となりました。今回、観客の皆さんには収録のため声をあげないようにお願いしました。笑い声もこらえていただきました。このことはしかし普段舞台にも上がる役者陣には苦痛であったようです。

「お客さんがいるのに、映像の芝居をする」。

声をハッて話すでもない、客向きではなしをするでもない、かと言って小声だと聞こえない。

このような微妙なバランスのなかで今回の即興劇が出来上がっていたことを今回のトークで知りました。詳しくは動画をぜひ御覧ください。

今回の一連の作業を通じて、”映像の芝居”というものを改めて意識させて貰う機会となりました。生ネコバニーの魅力が出た回となったと感じます。

(文責:仲島カルロス)

出演:阿部恍沙穂(みずほ)、山口ヒロキ、仲島カルロス

ゲスト


松本D輔(まつもと でぃーすけ)
1981年3月22日生まれ
広島県出身
俳優

2006年にNSC東京俳優コースを卒業。
2006年に吉本新喜劇東京オーディションに落選。
2007年にラフカット2007 第四話
『ママ、ハラペーニョ』に出演。
ラフカット2007の出演をきっかけに小劇場で活動を開始。
近作に、ねじリズム『不謹慎な人たち』(’16.9)、ねじリズム『十戒』(’17.4)、動物電気『タイム!魔法の言葉』(’17.6)がある。


石川シン(いしかわしん)
1980年3月2日生まれ
東京都出身
俳優、演出家、脚本家

高校在学中『東京ストリートニュース』の読者モデルを経て俳優デビュー。
映画、ドラマ、CM等でキャリアを積む傍ら、演劇ユニット『ねじリズム』を旗揚げし、

脚本家、演出家としても精力的に活動を続けている。

石川シンofficial blog『CHIROG』
http://s.ameblo.jp/ishikawa-shinichiro/

石川シンTwitter
https://twitter.com/matatabisenpai

ねじリズムofficial website
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