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【キネトーク】「渋谷流・インディペンデント映画の戦い方」渋谷悠監督

渋谷悠監督の特集上映が2019年9月7日(土)・8日(日)、高円寺シアターバッカスでおこなわれます。
映画チャンネルでは、これに先立ち1日に行われたワークショップの模様を取材しました。また渋谷監督の作品作りに対する思いをうかがいました。聞き手はシアターバッカスのプログラムディレクターを務める、佃尚能監督です。

渋谷悠監督はデビュー作『自転車』のベネチア国際映画祭入選を皮切りに、クレルモン=フェラン、ブリュッセル他世界の映画祭で、入選・受賞歴を持ち、映画と演劇の両面で活躍されています。

対談のテーマは「渋谷流・インディペンデント映画の戦い方」

渋谷監督のバックグラウンドから、世界の映画祭の反応など、話は多岐に及びました。上映を前の予習に、上映後に監督のことをより良く知るための一助として、お話をお楽しみください。

渋谷悠監督(左)と聞き手の佃尚能監督(右)
世界の映画祭での反応についてなど、話は多岐に及びます。

◇◆上映について◆◇

場所:
高円寺シアターバッカス

日時:

9月1日
13時~監督対談「渋谷流・インディペンデント映画の戦い方」
15時~「海外映画祭と戦う脚本術」ワークショップ

9月7日
13時〜『ルーツ』特別試写会(無料)
14時30分〜プログラムA
16時30分〜プログラムB
18時30分〜『千里眼』

9月8日
12時〜『ルーツ』特別試写会(無料)
13時〜『千里眼』
15時30分〜プログラムA
17時30分〜プログラムB

デビュー作『自転車』のベネチア国際映画祭入選を皮切りに、クレルモン=フェラン、ブリュッセル 他世界の映画祭で、入選・受賞歴を持つ短編9作品。

ロサンゼルス・アジア太平洋映画祭グランプリに輝いた長編『千里眼』。インパルス・堤下敦主演最新作『ルーツ』無料・特別試写会 も加えた全11作品を一挙上映。

【料金】予約無料・当日精算

☆ 『ルーツ』特別試写会は 無料
☆ 各上映 1,000円+ワンドリンク
☆ ワークショップ 2,000円 
※ (割引)上映を2プログラム以上ご覧になる方は WS料金 1,000円 になります。

◇◆プログラム◆◇

【無料・特別試写会】
『ルーツ』 (30分+SPゲストトーク)

【短編特集 A】
「自転車」(22分) 
「始まりの試験」(10分)
「殺人ログ」(8分) 
「Just One Look」(8分)
「100年の謝罪」(23分) 
 監督・ゲストトーク

【短編特集 B】
「干し柿」(20分)
「PAPER CRANE」(15分)
「Repeat After Me」(15分)
「conversation(s)」(25分)
 監督・ゲストトーク

【長編】
『千里眼』(100分) 
 監督・ゲストトーク

渋谷 悠 (しぶやゆう)
1979年、東京都八丈島生まれ。

脚本家、映画監督、舞台演出家、たまに俳優。

アメリカ・インディアナ州パーデュー大学院にて創作文学の修士号を取得。日米共同制作の短編映画『自転車』が第66回ベネチア国際映画祭を含む世界23の映画祭で入選・受賞を果たし、自らの作風に確信を得る。

2014年に旗揚げした演劇プロデュースユニット牧羊犬は、緻密な人間ドラマと大胆な構成力、そして映像的な演出が話題を呼び、着実に公演を重ねている。

映像・舞台制作の傍ら、ナレーション、トークイベントの出演、eigaworldcup脚本部門審査員、東京フィルムセンターにて特別講師を務めるなど、その活動の幅は広い。

【キネトーク】「マッドマックス・コンベンション2019」プレゼンテーション

マッドマックスファンの集いが今年も開催

マッドマックスシリーズをこよなく愛するファンの集い、マッドマックス・コンベンションが2019年も開催されます。
このイベントについて会場、ゲストなどファンなら気になる情報をプレゼンテーションという形でマクラウド代表の白石知聖さんがお話されます。

鑑賞スタイルの提案として

映画チャンネルでは映画の制作環境、鑑賞環境、情報環境の整備に貢献することを目的としていますが、今回は、映画鑑賞の一つの形としてのファンイベントに注目し、その内容ももちろんですが、イベント企画の背景思想、制作者と鑑賞サイドの交流などについてうかがってみたいと思います。

イベント内容

「マッドマックス・コンベンション2019」プレゼンテーション
7/14(日) 15:00〜17:00
場所 高円寺シアターバッカス
東京都杉並区高円寺北2-21-6 レインボービル3F
入場無料 1ドリンクオーダーお願いします

マッドマックス・コンベンション=MMCとは

マクラウドとMMC実行委員会によるマッドマックス・ファンイベント。
年に一度(予定)、オーストラリアからマッドマックス・シリーズに関連するゲスト(キャスト・スタントマン・スタッフ)を日本へ招待しファンの方々との交流を実現させる場です。

〒182-0021
東京都調布市調布ケ丘3-70-7伏木ビル301号
マクラウド 代表:白石知聖


白石知聖

Information

http://www.macleod.jp/blog0001/archives/1125

【キネトーク】「世界で戦う短編アニメーションを問う」佐藤懐智監督

独創的なアニメーション作品を多数手がけ、海外でも評価の高い佐藤懐智監督に、自身の創作の解説を頂きながら、世界で見られることの意味を伺いました。オリジナルショートフィルムで世界の映画祭を席巻するアニメーション作家の今を探ります。
「誘拐アンナ」DVD & Blu-ray 発売記念のタイミングで監督の特集上映も企画されています。 ぜひそちらも足をお運びください。

2019年4月29日(祝月)30日(祝火)
世界の映画祭が注目するアニメーション作家、佐藤懐智監督 の代表作「誘拐アンナ」はじめ3作品を一挙上映!
『佐藤懐智監督 特集』
シアターバッカス
チケット:
https://bacchus-tokyo.com/210/


佐藤懐智(さとうかいち)
少年ライト 第1回集英社BJ映像大賞 準優勝3位・ビデオ化。
シュウベルト 集英社第2回BJ映像大賞 準優勝2位・ビデオ化。
上記2作品に学生時代の自民党議員(前少子化担当大臣)小渕優子氏が出演、週刊誌フライデーなどで取り上げられる。
I’ts Hard To Be A Saint In The City TBSえび天銀監督受賞。
『WATER/怪物ランド』東北新社製作Vシネマ・演出。
火星の人参 集英社第5回BJ映像大賞優勝、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭上映、
東京国際ビデオフェスティバル入選、
『R#(ルームナンバー)』(TV朝日)OP&ED演出。
殺し屋、リィ。 第1回インディーズムービー・フェスティバル準グランプリ受賞
走馬燈屋の退屈 インディーズ・フェスティバル入選〜ビデオ化、
カニバル星人 初3DCGアニメ作品。David 亀 Tsai名義。監督、脚本、キャラクターデザイン担当。
ハード・トーク・カフェ めざましテレビ(フジテレビ)内のアニメーションのコーナー。
監督、脚本、キャラクターデザイン担当。
Liquid プロデュース、脚本、編集、共同監督
ダイナミック・ヴィーナス 3DCGアニメ作品。監督、脚本、キャラクターデザイン担当。

海外受賞リスト
走馬燈屋の退屈
釡山アジア国際短編映画祭
カニバル星人( CannibAlien)海外受賞歴
ニューヨーク国際インディペンデントフィルム&ビデオフェスティバル(ベストアニメーション賞&ベスト国際ホラー賞のダブル受賞)
ジャパンフィルムフェスティバル・イン・ロサンジェルス(ベストショート賞受賞)
インディー・フェスUSA(ベスト・アニメイテッド・フィルム賞)
ヴァンパイア・フィルム・フェスティバル(ベスト・アニメ賞)
ロッテルダム国際映画祭(オランダ)
ストラスブール国際映画祭 (フランス)
ヤング・フィルムメイカーズ・フェスティバル・グラナダ(スペイン)
ワイルドサウンド・フィルムフェスティバル・トロント(カナダ)
NYCホラーフィルム・フェスティバル(アメリカ)
ボストンアンダーグラウンド映画祭(アメリカ)
Animacursed – International Festival of Horror Animation(ブラジル)
animacam.tv(スペイン)
Court Metrange Festival, Rennes(フランス)
Lausanne Underground Film & Music Festival(スイス)
リキッド( Liquid)海外受賞歴
Neuchatel International Fantasy Film Festival(Switzerland)
Dragon con Independetfilm Festival Atlanta(USA)
Sao Paulo International Short film Festival(Brazil)
Nine Worlds Geekfest London(UK)
Spooky Movie International Horror Festival(USA)
Toronto afterdark filmfestival(Canada)
Leeds International Film festival(UK)
STIFF Seattle(USA)
Hoboken International film festival(USA)
ダイナミック・ヴィーナス(Dynamic Venus )海外受賞歴
Neuchatel International Fantasy Film Festival(Switzerland)
Japan film festival LA(USA)
Dragon con Independetfilm Festival Atlanta(USA)
Harlem international Filmfestival NY(USA)
Curtocircuito International short film festival(Spain)
Court Metrange Festival, Rennes(France)
Toronto afterdark filmfestival(Canada)
Orland filmfestival(USA)
Imagine Film Festiva Amsterdaml(Holland)
STIFF Seattle(USA)

上映情報

2019年4月29日(祝月)30日(祝火)
世界の映画祭が注目するアニメーション作家、佐藤懐智監督 の代表作「誘拐アンナ」はじめ3作品を一挙上映!
『佐藤懐智監督 特集』

高円寺シアターバッカスにて。
https://bacchus-tokyo.com/210/

2019年4月にインタビューは行われた。

【キネトーク】鼎談「独立系映画の上映環境を考える」-パネル:岩崎友彦監督、賀々贒三監督、かげやましゅう監督

2019年3月26日(火)20時に生配信したものです。

東京ではオリンピックまであと一年、平成が終わろうとしているこの時点の映画の上映環境について、独立系映画をよく知るお三方に登場願い、語っていただこうと思います。

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭のレポートを皮切りに、監督たちが考える上映環境の理想的なあり方を探っていきます。それぞれの監督が取り組んでいる、上映のスタイルや、これまで試みてきたこと、あたらしい取り組みなど、上映環境をテーマにトークを繰り広げていただきます。
ゆうばりレポートは 賀々贒三監督に映像を提供していただきました。

参加
モデレータ:かげやましゅう監督
パネル:賀々贒三監督、岩崎友彦監督

生ネコバニーの冒険「生ネコの軌跡」ふりかえり



生ネコバニーのいままでとこれから
2011年からはじまった生ネコバニーの冒険のこれまでの活動を初回から制作に関わるプロデューサーの山口ヒロキと主演の阿部恍沙穂、そして映画チャンネル支配人の仲島カルロスが語ります。
生ネコバニーのはいかにして続けられ、そしてどうなっていくのか。2019年のスナップショットとして語っていきます。

サイオーガウマ
生ネコバニーの冒険から派生したWeb番組即興演技サイオーガウマ (SEASON:01 #玉城裕規 × #中村龍介)がnumanさんの会員限定コンテンツとして公開されました。
https://numan.tokyo/drama-stage/boTIq

こちらの番組は山口ヒロキ監督がプロデュースしており、初回となるSEASON:01のキャラクター設定は、じつは生ネコバニーの冒険ACT38(ゲスト:中澤功さん)が元になっています。ACT38にも言及しながら、即興演技、ドラマの面白みと、企画の意図するところについて改めて振り返ってみます。
ACT38
https://eigachannel.com/9914

Link

生ネコバニーの冒険公式サイト→http://namabani.net/
生ネコバニーブログ→http://ameblo.jp/yamaneko-bunny/
中澤功さん出演回(ACT23)→https://eigachannel.com/9914
ボブ鈴木さん出演回→ http://www.namabani.net/bouken/act23.html

【関連twitter】
生ネコバニー→https://twitter.com/namabani
即興演技サイオーガウマ→https://twitter.com/XAIOHGAUMA
阿部恍沙穂→https://twitter.com/Yamabuny
山口ヒロキ→https://twitter.com/YAMAGUChiroki
仲島カルロス→https://twitter.com/ihsacat

佃尚能監督『万置き姉弟』ほかシアターバッカス上映記念

高円寺シアターバッカスで2019年3月23日(土)、24日(日)に行われる佃尚能監督特集の上映会、その2日目となる24日のBプログラムを映画チャンネルで上映と同時配信を行いました。

※2019年3月23日から31日まで、本編も含む配信を行いました。

短編4作品からなるBプログラムをオンラインでも上映と同時に配信し、その後、監督、出演者によるトークセッションの模様をライブでお届けしました。
Bプログラム 16時30分 ~
「鼻歌」
「私とわたし」
「The Sea」
「万置き姉弟」

シアターバッカスリニューアル記念上映

カンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭で上映され、話題を呼んだ「鼻歌」「私とわたし」「The Sea」(累計 世界25冠)の他、処女作「Happy☆End」、ヒューストンで最高賞受賞のミュージカル映画「スキャンダル!」そして、劇場初公開の最新作「万置き姉弟」を含む、全6作品を一挙上映!
世界各国で賞賛を受けた、佃尚能 監督の珠玉の短編作品が、高円寺シアターバッカスで一堂に会します。


佃尚能(つくだ ひさのり)
映像ディレクター

ドラマ「真田丸」「ひよっこ」のオープニング映像等を手がけるクリエイティブ・ディレクター。
仕事の傍ら短編映画を制作。映画「鼻歌」「私とわたし」で2年連続 カンヌ国際映画祭上映を果たす。

【キネトーク】『どこでもないここしかない』リム・カーワイ監督(2/2)ゲスト:真利子哲也

『アフター・オール・ディーズ・イヤーズ』、『マジック&ロス』、『新世界の夜明け』のリム・カーワイ監督がバルカン半島で新作『どこでもない、ここしかない』を撮影し、東京で上映を行いました。映画チャンネルでは監督へのインタビューと、上映後のトーク(2篇)を収録しました。
12月8日からの大阪上映直前の情報収集に、また鑑賞後の余韻の共有にとお楽しみいただけるかと思います。

※上映スケジュール
リム・カーワイ監督大阪上映特集 シネ・ヌーヴォ/シネ・ヌーヴォXにて
シネ・ヌーヴォ
12/8(土)〜12/14(金) 18:40
12/15(土)〜12/21(金) 12:50
http://www.cinenouveau.com/sakuhin/nowhere.html

12/22(土)〜シネ・ヌーヴォXリム・カーワイ監督特集
12/22(土)〜12/28(金)15:40
http://www.cinenouveau.com/sakuhin/limkahwai.html

本作はリム監督がスロベニアで出会ったゲストハウスのオーナー、フェルディが主人公で、彼を中心に実際の生活者の日常を被写体にしながら、ストーリームービーに仕上げるという手法が取られたそうです。

2回目の今日は、前半で、リム監督の東欧の旅がいかにして映画へと変わっていくのかについて伺います。また東ヨーロッパにおけるトルコ人の存在とそのアイデンティティーについても自身のマレーシア華僑としての出自と照らし合わせながら語ってもらいました。後半では、真利子哲也監督をゲストに迎えた上映後のトークをお届けします。

『どこでもない、ここしかない』
【2018年/スロベニア・マケドニア・マレーシア・日本/カラー/DCP/90分】
【監督/編集】リム・カーワイ【撮影】北原岳志【録音】山下彩 【音楽】Lantan 【音楽プロデューサー】渡邊崇
【出演】フェルディ・ルッビジ,ヌーダン・ルッビジ,ダン, アンニャ・キルミッスイ,アウグストゥス・クルースニック
公式サイト:https://nowhere2018.themedia.jp/


リム・カーワイ Lim Kah Wai 

映画監督。1973年マレーシア生まれ。大阪大学基礎工学部電気工学科卒業。大学卒業後は通信業界で働くが、その後北京電影学院監督コースに入学。卒業後、2010年北京で「アフター・オール・ディーズ・イヤーズ」を自主制作し、長編デビュー。その後、香港で「マジック&ロス」(2010年)、大阪で「新世界の夜明け」(2011年)、「恋するミナミ」(2013年)を監督。2016年に中国全土で一般公開された商業映画「愛在深秋」(「Love in Late Autumn」)(2016年)を監督する。作品は世界各国の映画祭をはじめ、東京や大阪、ニューヨークのアート系をはじめとする劇場で特集上映された他、日本でも各地で劇場公開される。本作「どこでもない、ここしかない / No Where, Now Here」はバルカン半島で撮影を敢行した初の作品であったが、2018年夏に、再度バルカン半島へ渡り、セルビア、クロアチア、モンテネグロで長編映画7作目「Somewhen, Somewhere」を監督するなど、国籍や国境にとらわれない作品制作を続ける。現在は、大阪3部作の3作目「Come and Go」を準備中。

Filmography フィルモグラフィ:

2010 After All These Years 「アフター・オール・ディーズ・イヤーズ」
2010 Magic and Loss「マジック&ロス」
2011 New World (Shinsekai Story)「新世界の夜明け」
2013 Fly Me to Minami「恋するミナミ」
2016 Love in late autumn 「愛在深秋」
2018 No Where, Now Here「どこでもない、ここしかない」
2019 Somewhen, Somewhere 「いつか、どこかで」(編集中)

関連動画

映画チャンネル第10回リム・カーワイ監督『新世界の夜明け』