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「うちで撮ろう」自宅待機で映画はどう作られるのか?ハウス映画大会制作発表会

映画チャンネルは「ハウス映画大会」を主催します。
11人の監督が短編作品作りに挑み、5月上旬に配信を開始します。新作オムニバス映画をお楽しみください。
ここでは参加監督による制作発表会をお届けします。
制約下での映画作りどはのようなものになるのか?世界的な自宅待機モードの中で、見る側も作る側も共通体験をもっています。いまの状況を切り取る作品群がどのような経緯で生まれてくるのか。表現者たちの”今”のことばをお聞きください。

ハウス映画大会について
STAY AT HOME!
 2020年春、Covid-19の影響により、世界中の人々が家に留まることを余儀なくされています。普段ならロケハンに出かけ、役者と稽古をし、カメラクルーと撮影し、シアターで観客と交流をする。こういった日常の活動が、「接触を避ける」という方針のもと、あれよあれよという間にできなくなってしまいました。
 この状況下でも、できることを考え、お客さんと一緒に鑑賞してみよう、というのが今回の企画の原点です。
 個人で活動する作家監督の中には予定していた作業が停止してしまい、また先の予定が立たないという状況に現在進行形で見舞われています。作家の創作活動をストップしてしまうことはすなわち、生まれうるものの喪失とひいては文化の停滞を導きます。
 そこで、現在のリモートワークを強いられる環境の中で創作に集中してもらう機会を作りたいとハウス映画大会を企図しました。
 映画界ではミニシアターを守る取り組みが大きな関心を呼んでいます。今回の企画はこの動きに完全に同調するものでありつつも、特に、作家の創作活動に焦点を当てました。視聴環境も今のところはオンラインですが、やがて劇場で観客を招いての上映につながることを期待しています。
 今回生まれる作品群が2020年のコロナ禍のさなか撮られたものであるということは、やがて時代スナップショットとしても貴重な資料となるでしょう。

 「うちで撮ろう」ハウス映画大会

参加監督

(敬称略、50音順)
飯塚貴士
岩崎友彦
内田清輝
小川修平
賀々贒三
かげやましゅう
小林でび
酒徳ごうわく
辻凪子
ないとう日和
三ツ星レストランの残飯

ハウス映画大会参加監督
上段左から(飯塚貴士、岩崎友彦、内田清輝、小川修平)敬称略、以下同様 中断(賀々贒三、かげやましゅう、小林でび、酒徳ごうわく) 下段(辻凪子、ないとう日和、三ツ星レストランの残飯)

制作発表会

オンライン会議の形式で下記の監督にお集まりいただきました。顔合わせの意味合いを持つトークタイムで近況報告を行い、制作中の作品について伺いました。
【出演監督】(敬称略50音順)
飯塚貴士、岩崎友彦、内田清輝、小川修平、かげやましゅう、小林でび

大会概要

名称:ハウス映画大会
内容:2020年初頭、covid-19ウイルス禍が世界を覆い、人との接触を避けるため各国で「家にいよう - stay at home」の措置が取られた。日本の映像作家はこの状況下でどんな映画を作るのか。作ることができたのか。オムニバスでお届けする、現在進行系の映像体験。制作から配信までをオンラインで完結して、作家と視聴者とをつなぐ試み。
視聴環境:動画配信(このサイトより)
プロデューサー・企画 かげやましゅう
プロデューサー 仲島カルロス
主催 映画チャンネル
後援 株式会社ブリコラージュ
サイトURLhttps://eigachannel.com/2020house
QRコード

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: qr20200414165548075.png

プレス向け資料
プレスリリース
お問い合わせ
https://eigachannel.com/house-form


観客は1名限定に、第3回ボンダンス映画祭レポート

 第3回ボンダンス映画祭(賀々贒三実行委員長)が2020年3月31日、不占洞(東京新宿区)で開催、エキシビションの1作を含む4作品の上映が行われ、『あたらしいスパンキング』(賀々贒三監督)がグランプリを受賞した。
 同映画祭はサンダンス、レインダンスに並び立つ映画祭を日本からとの意志のもと、2017年から開かれているもので、今回で3回目。
 インディペンデント作品の上映の他、リリックビデオ作品『だからチンコ出した』(賀々贒三監督)も披露されつめかけた1名の観客を魅了した。
 これらの作品が同時に上映されるのは初のことで、企画の発表後、チケットは15分で完売されたという。
 

加賀実行委員長の参加を呼びかける投稿。15分で完売した。

 主催の賀々代表は「作品選びにはおもしろさとエチケットをテーマとしたものを選んだ。期間が限られたためか映画祭への応募作品はなく、拙作のみの上映となったことは悔やまれるが、開催できたことは嬉しい」と語った。
 新型コロナウィルス対策でイベントの自粛が求められる中、観客を1名に限って上映を行ったことについては「安全面を考慮してのこと」と強調、会場ではスタッフと観客とも距離を保ち、マスクの着用義務とアルコールによる除菌を徹底した。
 「会を重ねるごとに楽しみにしてくれるお客さんも増えており、特にグランプリの決定方法も楽しみにしてもらっていた。1回目のミニ四駆、2回めのじゃんけん、そして今回は1名で選ぶ観客賞がグランプリということになった。歴史に残る映画祭になったとしたら嬉しい。会場に入れなかった映画祭の支援者にも感謝したい」と語った。

ただ1名の観客となった腐ってもみかんさん(左)と挨拶に立つ賀々実行委員長

 映画を見たラッパーの腐ってもみかんさんは「自分も創作に関わるが、相手や観客への配慮を強く感じた。人に伝えることのこだわりがあるのに、分かり易さも感じた」と語った。
 上映作品は『あたらしいスパンキング』(賀々贒三監督)、『まめや』(賀々贒三監督)、『378441623秒33』(賀々贒三監督)。

「感染症対策にはとくに気を使った」とアルコールを手にする賀々代表

第1回ボンダンス映画祭の模様
その1https://eigachannel.com/11532
その2 https://eigachannel.com/11536
その3 https://eigachannel.com/11539

生ネコバニーの冒険「生ネコとサイオーガウマの姉妹関係」ふりかえり-その2

生ネコバニーのふりかえりのシリーズ2回目です。2019年3月に同じ趣旨の番組をお届けしました。初回は『即興演技サイオーガウマ』Season:01公開時の配信で、生ネコバニー企画の設定を生かしたサイオーガウマとの関連についてお話しました。今回はサイオーガウマSeason:04の配信を記念して、Season4の設定の元となった、生ネコバニーの冒険ACT9 を題材に、生ネコ企画に秘められた様々な疑問を紐解いていきたいと思います。
・サイオーガウマとタイトルビジュアルが似ているわけは?
・サイオーガウマのキャラクター名の秘密は?
・惑星ニャギラン!?ネコ設定はどこから?
生ネコバニーとサイオーガウマの姉妹関係が語られるトークエンターテイメントをお楽しみください。
act.9の出演者、監督によるオーディオコメンタリーとしてもお楽しみいただけます。

0:00:00 オープニング
0:01:20 オープニングトーク、サイオーガウマSeason4と生ネコバニーの冒険Act.9
0:14:00 ACT9 プチ・オーディオコメンタリー
1:12:00 サイオーガウマSeason2,3との対応関係
1:18:00 ONE CUTの話とおまけトーク。 あんな疑問、こんな疑問。 続編への期待?

サイオーガウマとの対応関係

サイオーガウマの設定は生ネコバニーの冒険で用いられたものをアレンジしたことに触れました。以下にその対応を記します。演者が変わり、場所が変わるとどういう作品に変化するのか。比較しながら見るのも面白い試みになるでしょう。

『即興演技サイオーガウマ』SEASON:04
Episode1は無料です。
https://www.nicovideo.jp/watch/so36495048

生ネコバニーの冒険ACT.9を見ながらのトーク
BAR ONE CUTカウンターで収録しました

阿部恍沙穂のひとことコメント
1年ぶりの生ネコバニー×サイオーガウマトークです。即興劇というのは、本当にいろんな要素で出来上がっていき、楽しみ方も人それぞれ何通りもあるような気がします。7〜8年やってても、正直正解もわからない、つかみどころのないウナギのようなやつです。器用だったらとっくに掴んでるのかもしれませんがwそんな即興劇なので、毎回いろんなエピソードが生まれるのかもしれません。今回は、SEASON:04の元ネタACT9を中心に、即興劇が生むいろんなエピソードトークをさせてもらいました。ぜひご覧ください!

関連リンク

出演:阿部恍沙穂、山口ヒロキ、仲島カルロス

Act.9を見る
 ドラマパートhttp://www.namabani.net/bouken/act09.html
 講評を含めたもの https://eigachannel.com/10704
生ネコバニーの冒険公式サイト→http://namabani.net/
生ネコバニーブログ→http://ameblo.jp/yamaneko-bunny/
『即興演技サイオーガウマ』SEASON:04 https://www.nicovideo.jp/watch/so36495048 Episode1は無料です。
【関連twitter】
生ネコバニー→https://twitter.com/namabani
即興演技サイオーガウマ→https://twitter.com/XAIOHGAUMA
阿部恍沙穂→https://twitter.com/Yamabuny
山口ヒロキ→https://twitter.com/YAMAGUChiroki
仲島カルロス→https://twitter.com/ihsacat

撮影協力
BAR ONE CUT
〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1丁目3−10 川島ビル 1F
https://onecut.tokyo/

歌舞伎町BAR ONE CUT

【キネトーク】「平成と幽霊映画」井坂優介監督、ゼライ直井さん

 井坂優介監督とゼライ直井さんをお迎えして、「平成と幽霊映画」をテーマにお話をしました。新作『シャーマンの娘』を撮影中の井坂監督は2015年に『幽霊アイドルこはる』でぴあフィルムフェスティバルPFFアワード2015に入選され、日常風景に積極的に幽霊を取り入れるつつも、新しい表現を模索されています。また、平成に青春時代を過ごした世代として、ご自身の映像体験も踏まえてお話していただきました。また特殊メイクアーティストのゼライ直井さんは70年代のアメリカンホラーを子供時代に経験し、その後の平成の時代に映像の現場で活躍されてきました。お二人の世代的な違いにも力を得て、平成を重層的に振り返るトークとなりました。
 そして井坂監督が令和になって作る幽霊映画『シャーマンの娘』がどんな形になるのか、監督の意気込みも伺うことができました。

井坂優介(監督・脚本)
茨城県生まれ。立教大学現代心理学部映像身体学科、卒業。
アニメ制作会社に勤務しながら制作した初監督作品『幽霊アイドルこはる』がぴあフィルムフェスティバルPFFアワード2015に入選。
その後、美少女ホラーや奇抜なコメディを作風とした短編作品を立て続けに制作し、『千のひとつまえ』はロンドンのコメディ映画祭、London-Worldwide Comedy Short Film Festivalにて観客賞を受賞。
本作『シャーマンの娘』が初長編作品となる。

Twitter:@amesaka


ゼライ直井

特殊メイクアップアーティスト、特殊造型アーティスト。高校生時代、特殊メイクのアシスタントを始め、いくつかの工房で映画やTVでの特殊メイクの仕事に携わる。
1991年 オーストラリアに渡り、特殊メイク修行。オーストラリアの特殊メイクアーティストと仕事をし、親交を深める。「スターウォーズEp||」の特殊メイク監督のジェイソン・ベアード(Jason Baird)
「マトリックス」の特殊メイクを担当したメイクアップエフェクツグループ(MEG)らと共に、いくつかの映画制作に参加。
ワーナーブラザース製作の「フォートレス」(1992年・ステュアート・ゴードン監督作品)では囚人のダミー製作を担当。オーストラリアから帰国後、特殊メイク、アニマトロニクス専門の会社である A.T-ILLUSION株式会社にて造型チーフとして映画・TV・CMなどの造型製作。1994年 フリーランス・アーティストとして独立。主に、CFや舞台を中心に造型製作。

【告知】
シャーマンの娘

▼ 作品概要

作品名:『シャーマンの娘』
想定尺:120分
監督・脚本:井坂優介
劇伴・音楽:死んだ僕の彼女
出演:木原渚、長野こうへい、佐藤あかり、倉上桃圭、手塚眞、池上恵、小野孝弘、泉水美和子、山本泰弘、小夏いっこ、櫻井保幸、荒川ヒロ子、大須みづほ、上埜すみれ、鏑木悠利、高木美嘉、橋本菜緒、本多しおり 他
撮影:吉田良介、照明・スチール:ナンブトモノリ、録音:黒石光也、ヘアメイク:田部井美穂、特殊メイク:ゼライ直井、VFX:荒木憲司、制作:堀越桐郎、助監督:山口通平、プロデューサー:あぶかわかれん
公式Twitter:@sherman_umika

冒頭あらすじ:

恋人さゆりを事故で亡くして悲しみに暮れる健悟は、風変わりな女子高生の海花と出会う。彼女の父である祈祷師の哲史によって健悟はさゆりの霊が見えるようになり、再びさゆりとの同棲生活が始まる。
さゆりは可愛い。幽霊なのにちっとも怖くない。
それどころか料理の作れない健悟に熱心にレシピを伝授し、すっかりさゆりと同じ味を再現できるまでになる。
音楽の夢も、恋人の霊も、こんなにはっきり見えるのに、まるで掴み取ることができない。
そんな歯痒い日々が、それでも彼は幸せだった。
しかしある日、祈祷師の娘海花が健悟のことを好きだと言う、いわゆる三角関係事案が発生。
海花は悪霊だろうが心優しき霊だろうが何でも除霊してしまう悪趣味の持ち主だった。

クラウドファンディングページ
https://camp-fire.jp/projects/view/207788

【キネヅッカ】『PAPER CRANE』ほか渋谷悠監督 Bプログラム

大好評のうちに終わったシアターバッカスでの渋谷監督特集でしたが、監督の作品は監督のウェブサイト(https://www.shibu-shibu.com/)でオンライン公開されています。今回は、バッカスのプログラムに沿って、監督の作品をご覧いただき、トークとともに鑑賞していただくためにページを構成しました。上映時のAプログラム、Bプログラムそれぞれについて、渋谷監督のトークをお聞きいただけます。(→Aプログラム
シアターバッカスでの上映の雰囲気味わいながら、是非映像をご堪能の上、トークを御覧ください。
【短編特集 B】
「干し柿」(20分)
「PAPER CRANE」(15分)
「Repeat After Me」(15分)
「conversation(s)」(25分)

『PAPER CRANE』 15min

監督・脚本:渋谷悠/撮影監督:中島悠
撮影:中島晶太/照明:森田新作/録音:村松直
アクティングコーチ:tori/音楽:David McDaniel
製作年:2014年/上映時間:14分18秒

『Repeat After Me』 15min

監督・脚本:渋谷悠/撮影監督:中島悠
ラインプロデューサー・助監督:奥住洸介
撮影・カラリスト:中島唱太/照明:加藤真也、桜井秀明
録音:河原啓太/衣装・ヘアメイク:八幡裕美子
編集:小堀由起子/特殊効果:窪田貴臣
音楽:梅本多朗/整音・音響効果:秋元大輔
​製作年:2018年/上映時間:15分

*

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渋谷悠監督の特集が2019年9月7日(土)・8日(日)、高円寺シアターバッカスでおこなわれました。新作『ルーツ』、長編『千里眼』を始め、初期からの短編を含む11作品が上映されました。

渋谷悠監督はデビュー作『自転車』のベネチア国際映画祭入選を皮切りに、クレルモン=フェラン、ブリュッセル他世界の映画祭で、入選・受賞歴を持ち、映画と演劇の両面で活躍されています。

特集上映では、出演者のゲストトークも多数企画され大変な盛り上がりを見せました。

今回キネヅッカでは渋谷監督のオンライン公開されている作品を取り上げ、特集上映のトークの模様と合わせてご覧頂きます。

 


渋谷 悠 (しぶやゆう)
1979年、東京都八丈島生まれ。

脚本家、映画監督、舞台演出家、たまに俳優。

アメリカ・インディアナ州パーデュー大学院にて創作文学の修士号を取得。日米共同制作の短編映画『自転車』が第66回ベネチア国際映画祭を含む世界23の映画祭で入選・受賞を果たし、自らの作風に確信を得る。

2014年に旗揚げした演劇プロデュースユニット牧羊犬は、緻密な人間ドラマと大胆な構成力、そして映像的な演出が話題を呼び、着実に公演を重ねている。

映像・舞台制作の傍ら、ナレーション、トークイベントの出演、eigaworldcup脚本部門審査員、東京フィルムセンターにて特別講師を務めるなど、その活動の幅は広い。

関連リンク
https://www.shibu-shibu.com/
https://twitter.com/yshibu97
https://www.instagram.com/yshibu97/


公演のお知らせ

サウンドマン ショー『FOLEY TALE』
7つの精神世界を生音で表現する新感覚サウンド・ファンタジー。
公演日時:2019年10月7日(月)〜9日(水)・10月14日(祝・月)〜16日(水)

会場:GRAPEFRUIT MOON(世田谷区太子堂2-8-12 佐々木ビルB1F)
http://grapefruit-moon.com
作:渋谷悠、スタジオトポス 演出:渋谷悠

【キネヅッカ】『自転車』ほか渋谷悠監督

大好評のうちに終わったシアターバッカスでの渋谷監督特集でしたが、監督の作品は監督のウェブサイト(https://www.shibu-shibu.com/)でオンライン公開されています。今回は、バッカスのプログラムに沿って、監督の作品をご覧いただき、トークとともに鑑賞していただくためにページを構成しました。上映時のAプログラム、Bプログラムそれぞれについて、渋谷監督のトークをお聞きいただけます。 (→Bプログラム
シアターバッカスでの上映の雰囲気味わいながら、是非映像をご堪能の上、トークを御覧ください。
【短編特集 A】
「自転車」(22分) 
「始まりの試験」(10分)
「殺人ログ」(8分)
「Just One Look」(8分)
「100年の謝罪」(23分) 

『自転車』 22min

脚本・プロデューサー:渋谷悠/監督:Dean Yamada
プロデューサー:Paul Nethercott、Jadon Gauthier
撮影監督:Nathan Mielke/音楽:Dana Niu
​製作年:2009年/上映時間:21分17秒

『始まりの試験』 10min

監督・脚本:渋谷悠/撮影・編集:大川祥吾
照明:森田新作/録音:大木孝裕/ヘアメイク:道祖土正浩
スタイリスト:今岡万喜/仮面制作:趙ヒカル
制作:宇賀飛翔/音楽:David MacDaniel
製作年:2013年/上映時間:9分29秒

『殺人ログ』 8min

監督・脚本・撮影・編集:渋谷悠
製作年:2016年/上映時間:7分30秒

『Just One Look 〜ひと目だけでも〜』 8min

監督:渋谷悠/エグゼクティブ・プロデューサー:メアリー・ルー・ベリー/プロデューサー:久保俊哉、倉本浩平
脚本:渋谷悠、アンジェリア・モニカ、酒井美直、磯貝圭子、茜ゆりか
撮影監督:チャールズ・ドハーティ/助監督:門田玲
録音助手:小俣一希/編集:常松英史/音楽:畑中正人
制作:マーヴェリック・クリエイティブ・ワークス、牧羊犬
​製作年:2018年/上映時間:7分15秒

『100年の謝罪』 23min

監督・脚本:渋谷悠/撮影監督:中島悠
撮影:中島唱太、奥住洸介/照明:森田新作
編集:小堀由起子/スタイリスト:今岡万喜/VFX:則兼智 録音:吉岡健/整音:田中秀樹/音楽:David McDaniel、Rachel Lilley
製作年:2015年/上映時間:22分28秒

 *  *  *  *

渋谷悠監督の特集が2019年9月7日(土)・8日(日)、高円寺シアターバッカスでおこなわれました。新作『ルーツ』、長編『千里眼』を始め、初期からの短編を含む11作品が上映されました。

渋谷悠監督はデビュー作『自転車』のベネチア国際映画祭入選を皮切りに、クレルモン=フェラン、ブリュッセル他世界の映画祭で、入選・受賞歴を持ち、映画と演劇の両面で活躍されています。

特集上映では、出演者のゲストトークも多数企画され大変な盛り上がりを見せました。

今回キネヅッカでは渋谷監督のオンライン公開されている作品を取り上げ、特集上映のトークの模様と合わせてご覧頂きます。


渋谷 悠 (しぶやゆう)
1979年、東京都八丈島生まれ。

脚本家、映画監督、舞台演出家、たまに俳優。

アメリカ・インディアナ州パーデュー大学院にて創作文学の修士号を取得。日米共同制作の短編映画『自転車』が第66回ベネチア国際映画祭を含む世界23の映画祭で入選・受賞を果たし、自らの作風に確信を得る。

2014年に旗揚げした演劇プロデュースユニット牧羊犬は、緻密な人間ドラマと大胆な構成力、そして映像的な演出が話題を呼び、着実に公演を重ねている。

映像・舞台制作の傍ら、ナレーション、トークイベントの出演、eigaworldcup脚本部門審査員、東京フィルムセンターにて特別講師を務めるなど、その活動の幅は広い。

関連リンク
https://www.shibu-shibu.com/
https://twitter.com/yshibu97
https://www.instagram.com/yshibu97/

公演のお知らせ

サウンドマン ショー『FOLEY TALE』
7つの精神世界を生音で表現する新感覚サウンド・ファンタジー。
公演日時:2019年10月7日(月)〜9日(水)・10月14日(祝・月)〜16日(水) 会場:GRAPEFRUIT MOON(世田谷区太子堂2-8-12 佐々木ビルB1F)
http://grapefruit-moon.com
作:渋谷悠、スタジオトポス 演出:渋谷悠

【キネトーク】ワークショップ「海外映画祭で戦う脚本術」渋谷悠監督

はじめに

渋谷悠監督の特集上映が2019年9月7日(土)・8日(日)、高円寺シアターバッカスでおこなわれます。
https://bacchus-tokyo.com/830/
映画チャンネルでは、渋谷監督のトークと脚本ワークショップの模様を取材しました。

渋谷悠監督はデビュー作『自転車』のベネチア国際映画祭入選を皮切りに、クレルモン=フェラン、ブリュッセル他世界の映画祭で、入選・受賞歴を持ち、映画と演劇の両面で活躍されています。

脚本ワークショップ

渋谷監督はこのワークショップでは実際に手を動かして、筋トレのように実践を通して脚本の考え方を学んでいって欲しいとお話されています。

以下の映像はその様子を余すところなく収録しました。休憩を挟む前後半3時間の動画ですが、実際に参加者の一人となってご利用いただけます。
映像では渋谷監督から質問が出され、答える時間もそのまま収録されています。なので、
① 紙と筆記用具を用意して、
② 複数人で
利用されるとより一層このワークショップを有意義なものにできることでしょう。
また、メンバーを変えて、繰り返し試してみても良い訓練になること受け合いです。
ぜひ、3時間のトレーニングに参加してみてください。

  • 0:00:00 オープニング
  • 0:03:17 イントロダクション
  • 1:21:00 INTERVAL
  • 1:34:14 後半
  • 2:49:04 まとめ
参加者は自分で考え、周りの人と意見を交換し合う。

上映について

場所:
高円寺シアターバッカス

日時:

9月1日
13時~監督対談「渋谷流・インディペンデント映画の戦い方」
15時~「海外映画祭と戦う脚本術」ワークショップ

9月7日
13時〜『ルーツ』特別試写会(無料)
14時30分〜プログラムA
16時30分〜プログラムB
18時30分〜『千里眼』

9月8日
12時〜『ルーツ』特別試写会(無料)
13時〜『千里眼』
15時30分〜プログラムA
17時30分〜プログラムB

デビュー作『自転車』のベネチア国際映画祭入選を皮切りに、クレルモン=フェラン、ブリュッセル 他世界の映画祭で、入選・受賞歴を持つ短編9作品。

ロサンゼルス・アジア太平洋映画祭グランプリに輝いた長編『千里眼』。インパルス・堤下敦主演最新作『ルーツ』無料・特別試写会 も加えた全11作品を一挙上映。

【料金】予約無料・当日精算

☆ 『ルーツ』特別試写会は 無料
☆ 各上映 1,000円+ワンドリンク
☆ ワークショップ 2,000円 
※ (割引)上映を2プログラム以上ご覧になる方は WS料金 1,000円 になります。

◇◆プログラム◆◇

渋谷 悠 (しぶやゆう)
1979年、東京都八丈島生まれ。

脚本家、映画監督、舞台演出家、たまに俳優。

アメリカ・インディアナ州パーデュー大学院にて創作文学の修士号を取得。日米共同制作の短編映画『自転車』が第66回ベネチア国際映画祭を含む世界23の映画祭で入選・受賞を果たし、自らの作風に確信を得る。

2014年に旗揚げした演劇プロデュースユニット牧羊犬は、緻密な人間ドラマと大胆な構成力、そして映像的な演出が話題を呼び、着実に公演を重ねている。

映像・舞台制作の傍ら、ナレーション、トークイベントの出演、eigaworldcup脚本部門審査員、東京フィルムセンターにて特別講師を務めるなど、その活動の幅は広い。

関連リンク
https://www.shibu-shibu.com/
https://twitter.com/yshibu97
https://www.instagram.com/yshibu97/

関連動画
【キネトーク】「渋谷流・インディペンデント映画の戦い方」渋谷悠監督
https://eigachannel.com/12151